「世界ダウン症の日」新聞記事に本学会が紹介されました。

国連制定「世界ダウン症の日」の3月21日、「ダウン症の人の寿命、50年で50歳伸びる 不足する医療の受け皿」と題して、本学会竹内 千仙理事の記事が朝日新聞アピタルに掲載され、本学会についても紹介がされました。

竹内さんは「甲状腺機能など、自覚症状に乏しい合併症もあるが、ダウン症のある人は自分の症状を正確には訴えることができない人が多いため、症状が悪化した後で受診されることが問題となっている」と話す。(中略)

ダウン症に特化して課題を検討する場として、19年に「日本ダウン症学会」が発足した。

学会は、子どもから成人への移行期医療についてのガイドを作成した。目安として12歳になったら移行支援を始め、その後、成人期以降の合併症や将来の生活設計などを話し合い、20~26歳で成人診療科への移行をすることを示した。竹内さんは「成人期以降のダウン症のある人を支える医療の受け皿はまだ十分とは言えない。医療の空白期間を作らないよう、少しずつ医療者も成人期の課題に取り組んでいる段階だ」と話す。

ダウン症の人の寿命、50年で50歳伸びる 不足する医療の受け皿:朝日新聞デジタル https://www.asahi.com/articles/ASQ3J5KFXQ3DULBJ008.html

記事へのリンク: ダウン症の人の寿命、50年で50歳伸びる 不足する医療の受け皿