「ダウン症のある方たちの生活実態と、ともに生きる親の主観的幸福度に関する調査」(以降、ダウン症者の生活実態調査)の最終報告書を、公益財団法人日本ダウン症協会(JDS)と日本ダウン症学会(JDSA)の各公式ホームページで2023年1月31日公開しました。
報告書はどなたでもダウンロードが可能です。ダウン症のある方とそのご家族の生活について、多くの方に知っていただくとともに、ダウン症のある人の支援者や研究者等の皆様の一助となる資料としても、ご活用いただければ幸いです。
<調査分析委員(敬称略)>
⽟井 邦夫[前 公益財団法人日本ダウン症協会(JDS)代表理事、日本ダウン症学会理事](故⼈)
⽟井 浩[JDS 代表理事/⽇本ダウン症学会理事⻑/⼤阪医科薬科⼤学名誉教授]
菅野 敦[日本ダウン症学会副理事長/東京学芸⼤学名誉教授]
北畠 康司[日本ダウン症学会理事/⼤阪⼤学⼤学院 総合周産期⺟⼦医療センター准教授]
⽵内 千仙[日本ダウン症学会理事/東京慈恵会医科⼤学附属病院遺伝診療部講師]
茂⽊ 成美[国⽴成育医療研究センター⼩児慢性特定疾病情報室研究員]
伊藤 浩[社会福祉法⼈幸会理事⻑]
<調査対象>
調査は質問紙法とし、郵送による配布と回収を⾏った。調査対象者は、公益財団法⼈⽇本ダウン症協会の正会員とし、4,471通を配布した。調査期間は2020年7⽉10⽇から7⽉31⽇であった。調査書には、本調査への参加の同意を得るための同意確認項⽬の記載を求め、同意の得られた者のみを調査対象とした。
<調査総数>
配布総数4,471通に対して、回収数は1,581通(回収率35.4%)であった。